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ラトビアのみどころ

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リーガ Riga

リーガの街並み
高さ123.25mの聖ペテロ教会の塔からの眺め。旧市街の脇を流れるのはダウガヴァ川。 写真左に向かって4kmほどでバルト海に出る。800年前始まったリーガは、バルト地域で最も 古く東西ヨーロッパを結ぶ重要な交易の拠点として栄えた。 UNESCO世界遺産に登録されている中世そのままの姿の旧市街と、 19世紀から20世紀にかけて建てられたユーゲントシュティール(アール・ヌーボ)建築群のある新市街地を ゆっくり歩き比べるのも楽しい街。

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リーガ市の中心(テレビ塔から)
ダウガヴァ川の向こう岸にそびえる97mのテレビ塔展望台からの眺め。旧市街や大きく広がるリーガの町並みが一望できる。右手はバルト海が すぐそこに見える。入場料大人2Ls。

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市庁舎(Rātsnams)
13世紀から18世紀にかけて築かれたリーガ旧市街の中心に位置する(Rātslaukums)にある市庁舎。 夜はライトアップされ、年末年始には花火が打ち上げられ、市庁舎広場はリーガ市民でにぎわう。

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ブラックヘッドギルド館
市庁舎の向かいにあるギルド館。リーガ800年祭にあわせてリーガの華かだった時代の建物をそのまま復元させた。夜はライトアップされ、とても美しい。

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占領博物館(Okupācijas muzeja fonds)
市庁舎、ギルド館の隣にある博物館。第二次世界大戦からソ連占領下時代の大量流刑まで、ラトヴィアの苦しい過去が貴重な資料や写真で綴られている。 シベリア収容所(ラーゲリ)を再現した部屋もあり、悲惨な生活を強いられた人々の叫びが聞こえてきそうな気がするほど重い雰囲気の博物館ではあるが、ラトヴィアの歴史を知るうえで 是非立ち寄りたい博物館です。

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大聖堂(Doma lut. baznīca)
バルト最大の祭壇、美しいステンドグラス、6,768本のパイプオルガンを保有する大聖堂。 東側から見ると一見建物が地面に沈み込んだように見え、創設以来800年間でリーガの 街がいかに隆起したかよく分かる。ロマネスク、ゴシック、バロック、アール・ヌーボー 様式の建築が混在し、建て直しを繰り返して来た長い歴史を垣間見ることができる。

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リーガ城 Rigas pils
1330年、リヴォニア騎士団に敗れたリガ市民が騎士団の命令により建てさせられた城。 四隅に要塞塔のある修道院様式の4階建て。リガ市民との紛争で幾度となく破壊されたが、 1558年のリヴォニア戦争後はポーランド、スウェーデン、ロシアの支配者の住居として使われた。 18世紀から19世紀にかけて増改築が進められ現在の形となり、今では大統領官邸として使われている。 3階には国立ラトビア歴史博物館がある。Pils laukums 3 tel: 722 3004 Open 11:00~17:00 月・火休館

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城壁 Vecpilsetas muris
旧市街が要塞であったことを知ることができる最も古いものが、この城壁。 今ではほんの一部だけが残されている。この城壁は13世紀から16世紀にかけて築かれたが、 ほとんどが破壊されて、ソ連時代に修復された部分だけが残されているため、比較的新し いもののように見える。この城壁の先にスウェーデン門があり、道を隔てた向かい側には 黄色い壁の旧兵舎が連なっている。


スウェーデン門 Zviedru vãrti
1698年、スウェーデン統治時代に作られた城壁の門。門の先にある兵舎に駐屯していたスウ ェーデン兵が出入りしていたので、この名がついた。門の上のアパートの住民は毎朝赤い 薔薇の花を窓に飾るお役目を担っている。門の壁にはスウェーデン兵に許されぬ恋をした 娘が罰として壁に埋められたという伝説もあるらしい。


旧兵舎 
17~18世紀初頭にかけてのスウェーデン統治下に使われていた兵舎。意気のいい若い兵士達が行き来していた姿が想像できる。 今ではおしゃれなカフェやアクセサリーショップなどが入っていて、スタイリッシュな雰囲気が漂っている。 火薬塔脇にあたる兵舎の端の壁には様々なエンブレムが描かれていて人目を引いている。

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火薬塔
14世紀に建てられた塔。1621年にスウェーデン軍侵攻により破壊され、基礎の部分のみの状態になっていたが、 1650年に2.5mの厚さの壁で覆い火薬貯蔵庫として再建された。 この途方もない厚みのおかげで、後のロシア軍の攻撃にもびくともせず、いまだにその砲弾が壁の中に埋まっている。 19世紀にドイツ学生同好会が買い上げ、パーティ会場として使っていたが、現在は戦争博物館として一般に公開されている。


猫の家
リーヴ広場で上を向いて歩いていると、黄色い家のとんがり帽子屋根の天辺にリアルな猫が見える。 その昔この家に住んでいた商人が、道路の向かいにあったビッグギルドの会員になりたかったが、 ラトビア人であるという理由だけで拒否されたことに抗議して、屋根の猫をビッグギルドに背を 向けたさせた。ギルドのバルトドイツ人たちはそれに対して腹を立てたが、長い裁判の末猫を元に戻し、 ラトビア人商人はビッグギルドの仲間に受け入れられたとのいわれの残っている猫の家。


聖ペテロ(ペーテラ)教会(Pēterbaznīca)
1209年に建てられた代表的なゴシック様式の教会。1523年まではカソリック教会として使われていたが、 いわゆる宗教改革の時に改宗され、ルター派の教会となった。
第二次大戦まで木造としてヨーロッパ一の高さを誇った塔は1666年に倒壊し以後6回も火災に遭っている。 修復の度に、塔に取り付けられた雄鶏の上から建築責任者がグラスを 落とし、砕けたガラスの数で塔の寿命を占ってきた。1746年に現在の形に完成された時には偶然通りかかった 荷馬車のわらの上に落ち、一箇所欠けただけで終わってしまい不安に駆られたと言う。 第二次世界大戦中の1941年に砲弾を浴び再び倒壊した。1971~1973年に再建された際エレベーターが取り付けられて 今では70mの塔から美しいリーガ市街地を一望できる。
Open:10:00~18:00 月休み 入場料:塔2Ls 写真展示場0.50Ls

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工芸博物館(Dekoratīvās Mākslas un Dezaina muzejs)
かつては1204年に帯剣騎士団の城として建てられ、後に聖ゲオルギ教会となった現存するリーガ最古の建物にある博物館。 タペストリーや木製品、陶芸品、琥珀のアクセサリーなどラトビアの民族工芸品を展示している。 聖ペテロ教会の裏、スカールニュ通りにある。
Open:11:00~17:00 水11:00~19:00 月休館 入場料1Ls